京野正午TANKA / 2025/11/18

[ 短歌 ] :: TANKA

意味のない想像

2025/11/18

10首 / WORKS

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指の鳴る仕組みがわからないままの秋のおわりの弱冷房車

ファミレスでメロンソーダを頼むのは緑の透明が他にないから

徒然のホットサンドに使われる10枚切りのパン12枚

わたしの最近も謝ることばっか チョココロネ でも生きていくしか

退屈な輪廻の中で自主映画狂になるのは仕方なかった

歌詞を見てからもう一度曲を聴く シルエットだけであなたとわかる

むせ終わるまでをしばらく待つ雨の日に舟を漕ぐような気持ちで

雪を三分割したらそれはもう姉妹ホテルの妹のほう

すこしずつつぶされてゆく冬の日にハワイのことを考えていた

盤面を泥は覆った 飛行機の尾翼にエスキモーの肖像